こんにちは、ゆとりグマンです。
突然ですが、人間関係の悩みはありますか?
ぼくは「人間関係」でよく悩まされていました。
あなたの周りにも、仕事に限らず人間関係で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
なぜ、そんなに人間関係で悩みが多いのか?
それは、みんな人の心理がわからない。あるいは自分の状態がわからないからです。
相手の気持ちが分かる、あるいは、自分が今相手に対してどういう気持ちを抱いているのか俯瞰してみることができれば悩みは少しでも軽減できるのではないでしょうか。
ということで、今回は少しでも私たち【人間】を理解するためのヒントになる、心理学をご紹介します。
心理学へのきっかけは社会人になってから
当時24歳で少数のグループをまとめるリーダー的立場だったぼくは、ある時、年齢の壁・経験年数の壁・立場の壁にぶつかりました。
年齢も経験年数も自分よりも上の従業員に対して、仕事を進めるための指示やお願いをすることに苦手意識があり、うまくアプローチする方法はないか打開策を探していました。
そこで、出会ったのが【心理学】です。
人を動かすにはどのような立ち振る舞いをすれば良いか?
どういう言い方をすれば相手が嫌な気持ちにならずに喜んで仕事を進めてくれるか?
・・・
お金を稼ぐうえでのコミュニケーションスキルを学ぶべく手当たり次第心理学の本を購入しました。
この記事を読んでいる方の中には、【心理学】と聞いて、生活と離れている学問だと思っていたり、抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。
実は、心理学は私たちの日常にたくさん発生していてます。心理学は日常の現象を言語化した物と捉えてください。
知っているだけで、「今の現象はコレだな!」と冷静になって自分や相手の行動を考えることができると思いますよ。
意外と身近な心理学
ハロー効果
ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことです。
高級ブランドのスーツ、高級時計、高級外車などの小道具を使い、景気が良さそうに見せてくる相手には要注意です。
その第一特徴は演出されたものの可能性が高いです。
そんな時は、見た目の第一特徴以外の、第二・第三の特徴に着目してみましょう!
権威効果
社会的地位や権力、肩書きなどによって普通のものでもすごく良い印象になる心理的効果のことです。
肩書きにさまざまなキーワードを盛り込む人や一番高い壇上から話し出す人こういった人は権威効果を使っている人かもしれません。
権威効果は些細な差で相手よりも優位に立つことができます。
そんな時は、他の人が同じことを言っても信じるかどうかを判断基準としましょう。
第一印象
第一印象は2秒から7秒で定まってしまいます。
人や物の内面に関する印象が決まるのに要する時間は2分。
しかも、印象は半年近く持続するそうです。
ハロー効果や権威効果の恐ろしいところは、第一印象に大きく影響してくるところにあります。
目線
人は目があった回数が増えるほど、好感を持ちます。
重要なのは、目があっている時間よりも目があった回数です。
瞬間的にでも目が合うと、相手の気持ちをこちらに惹きつけることができます。
口調
説得の説法として、聞き手が警戒している間ほど早口の方がよく、
相手が心を許している場合は遅くしていくというリズムが最も効果的といえます。
質問と同意
質問だけを繰り返されると話しても質問攻めを受けている印象を持ちますが、合間に同意が入っただけで自尊心が満たされるといいます。
しかも、さらなる同意が欲しくなり、もっと話したくなってしまうそうです。
初対面なのに自分が気持ちよく話しすぎていると感じたら相手の掌で踊らされているかも?
円卓のナプキン理論
円卓にセットされたナプキンがあります。
右手側を使うか、左手側を使うか。
誰もが周囲の人たちの行動を観察する中、誰かが最初に右手にナプキンを取ると、それ以降の人も右手にナプキンを取って使い始めるというお話しです。
なので、いち早く先手をとっていくと、場の空気を掴むことができます。
スプラリミナル知覚
意識ながら見聞きした情報は、人に何らかの影響を与えます。
テレビのニュース映像や新聞記事、ラジオのニュースなど、視覚、聴覚、
触覚から伝わり意識した情報は、脳を刺激して人の行動に影響を与えます。
自分が思っている以上に、情報の影響は強いということを自覚しましょう。
恐怖管理
人は恐ろしい情報に触れた後、楽しい情報を与えられると強い影響を受けます。
重苦しいニュースの後に流れるコマーシャルには、視聴者に対して一種の解放感を与える効果があります。
社会的証明
情報をどう受け止めるかについても社会的証明は影響します。
例えば、あなたが「Aではない」と判断していても、メディアが「Aである」と繰り返し情報を発信すると、徐々に「Aだったのか」と考えを改めてしまうのです。
ウェルテル効果
有名なタレントなどが自殺し、その内容がセンセーショナルに報じられると、その後、同じ方法を使った自殺者が増えるといいます。
ある手口での犯罪が注目されることで、模倣犯が増加する。
マイナスな方向に社会的証明が働くことをウェルテル効果と呼びます。
今回は以上です。
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